『スモールビジネス』としてネットショップを行う場合、基本的には個人事業でスタートさせることになるでしょう。
法人には社会保険料の負担が発生するからです。しかし、売上が1,000万円を超えてきたタイミングでは法人化を検討する価値があります。課税所得に対する税率が法人の方が低くなるからです。
また、法人は社会保険料の負担が増えますが、経費の範囲も増えてきます。例えば、車の購入やガソリン代、税金、携帯電話の購入費や通話料、生命保険や退職金が挙げられます。もう1つ注意しなければならないのが、ネットショップの場合、仕入先が法人でないと納品してくれないといったケースがあることです。
これは法人は国に認められているため、信頼度が高いという理由によります。ネットショップの法人化はこうした事情も考慮に入れて行うべきです。