飲食店を開業しても1年も経つと閉店していたり、テナントが変わっていたりして厳しい業界だと感じます。
中でも居酒屋の経営の厳しさ群を抜いているようで、1ヵ月後に行ってみたら閉店していたなどは珍しくありません。有名な芸能人がオープンさせたものでさえ、そうですから一般の人が定年後にちょっと『スモールビジネス』的にやってみたいと思っても継続できないのが現状のようです。
しかし生涯に1度は長年の自分の店を開店させたいという強い思いを持っていることもあるでしょう。そのときはできるだけ初期投資を多くしないことが肝心。調理人を雇ったり、高価な調理設備を導入するなどは避け、最初は最低限の設備で、安価に制作できるメニューから始め、お客の反応を見ながら徐々に展開していきたいところです。
中にはいきなり居酒屋を開店できる設備や作業場がそのまま存在する物件があったりしますから、不動産屋に訊いてみるのもいいと考えます。